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Angel Beats! 第十話「Goodbye Days」 感想
2010年06月20日 (日) | 編集 |
前回で死ぬ前の記憶を全て思い出し、
自分の生きてきた意味を知り、この世界でなすべき事を見つけた音無。
奏と結託して、さっそく行動に移ります。

音無が最初に、成仏させようと選んだ相手とは……?

そして、今回は麻枝氏曰く、key純度100%の話らしいです。
key純度100%といえば……もう説明する必要もありませんね。

さらに、今回はガルデモメンバーが大活躍(?)します。
今までひさ子ばかりでしたが、ついにあの二人がベールを脱ぎます。


さぁ、期待に満ちた第十話……始まります!






焼却炉で密談をする二人。
前回、みんながこの世界から安らかに去れるようにと音無が願い、奏もそれを願っていたことを知り、二人は結託しました。
そして音無はまず始めに、ユイを卒業させようと奏に持ちかけます。
純粋にやりたいことをやって、ガルデモでボーカルをして、日向という友達のような存在もいるユイは、後一押しで満足することができると思い、最初にユイを選んだようです。
奏もそれを承諾し、作戦を立てることになります。
もう一つ、前回目覚めた奏は元の奏の意識でしたが、SSSメンバー達は冷酷な奏が目覚め、また最初のように対立しあっています。
奏とSSSが対立したほうが音無もゆりっぺの目を盗んで動きやすいと判断したので、SSSメンバーには奏の意識についての真相は明かしていません。
そういう理由で、奏には冷酷な天使を演じてもらうために、音無は奏にまがまがしいスキルを発注します。
それにより奏が作った新たなスキルがこれです。


ハンドソニック・バージョン5

バージョン4とは正反対なほどのまがまがしさ。音無はこれを悪魔のようだと形容します。
それを見て音無はもう一つ、天使らしく羽を生やす事ができないかと発注します。


「その方が天使らしいかなーって」

音無さん、ボクのコーヒーを返して下さい……。
なんか音無がアホになってます。いや、前から兆候はあったんですけどね……。
羽を羽ばたかせる音無の動作が軽やかすぎて、このシーンを見て一人で爆笑していたのはボクだけなんでしょうね。




というわけで、作戦会議。
作戦内容は、なんともベタなほどのおとり作戦です。




まず、奏がガルデモの練習中に現れ、他の文化部から騒音の苦情が出ていると言う。
特にユイのギターが酷いと示し、ギターを没収してその場を立ち去る。
当然の如く、ユイは追ってくるので、奏はギターを持ったまま中庭まで逃げる。
そこで待ち構えていた音無が奏にぶつかったフリをして、奏はギターを手放し、音無はそれを受け取る。そこで奏は退散する。
そして奏を追ってきたユイに音無がギターを渡して、二人っきりになれるようにする。


というものですが、まぁなんともベタな……。

ある意中の女の子に好印象を持たせるために、知り合いのヤンキーに頼んでターゲットの女の子に絡ませ、その子が困っている所を首謀者が出てきてグルのヤンキーを成敗する。
そして
「そこの見知らぬあなた、ありがとうございます。あなたお強いんですね」
「ははっ、そんなことないさ。それより君、怪我は無かったかい……?」
「まぁ、なんて紳士的な人……。優しいうえにケンカも強いなんて……やだ、この人かっこいい!」
くらいベタなものです。


それは置いといて、早速作戦決行となります。
ガルデモの練習中を見計らって、奏が乱入するのですが、練習場所の空き教室の中は少々様子がおかしいようで……。




「ストーップ! こら、ユイ! そんなよれよれのリズムで続けるなっ」

ひさ子さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
登場したのは第六話
「残念。リーチ、チートイ……ドラドラ親満!」
以来です。実に四話ぶり。
四話ですよ、四話。1クールもので全十三話のAngel Beats!からすれば、四話は四分の一にも匹敵するほどですよ!?
しかも長々とセリフ喋っちゃってます。
岩沢さん無きガルデモで、姉御肌を持つひさ子さんがリーダーを務めてますが、ユイに対してお怒りのようです。
あまりの剣幕とかわいさに、もうボクが怒られたいくらいです。
よれよれのリズム以前に、もうひさ子さんのおっぱいがゆれゆれです。
そしてガルデモの練習風景となれば、当然あの二人にもスポットライトが当たります。


「ユイ、歌うか弾くかどっちかに専念した方がいいんじゃないの?」
「あー、そりゃ言えてる。今のまんまじゃ酷すぎるわ」


平然と入江と関根が喋った!
キャストが決まっていたのに、今まで一度もセリフが与えられなかった入江・関根コンビについにセリフが与えられました。
岩沢さんは幹部メンバー(校長室の作戦会議に出席する面子)であるしメイン話もあるから当然として、ひさ子さんも三話で喋ったりガルデモ以外でも出番はあったのですが、その二人とは裏腹に登場はしているのですがまったくセリフが無かった入江・関根コンビ。
ついに……ついに十話という後半で初のセリフとなりました。
いやぁー、めでたい、めでたい。ひさ子さん、二人に赤飯炊いてあげて!



そんなガルデモの練習風景ですが、ユイはダメ出しをするひさ子さんに対して異を唱えます。
岩沢さんは弾きながら歌えてたと反論しますが、岩沢はどっちもうまかったからだとひさ子さんが軽くあしらいます。
ライブではうまくできていたのですが、今回は新曲だから実力不足が顕わになっているとのこと。

ちなみにこの新曲は、六月九日に発売されたガルデモの3rdシングル「Little Braver」の二曲目に収録されている「Shine Days」という曲です。
今回の3rdシングル収録曲の中で、作中に使われる曲はこのShine Daysだけのようです。
しかもこの練習風景だけで、Thousand Enemiesとは違ってライブではお目にかかれないようです。
その理由は、今回のラストで分かります。

ユイに対してガルデモメンバーが話し合いをしている最中、作戦通り奏が練習場所に現れます。
突然の登場に取り乱すガルデモメンバー。奏はユイを指さして、これまた作戦通りの言葉を発します。





「……お前のギターのせいで、バンドが死んでいる」

某胸に七つの傷を持つ世紀末救世主並に言い張る奏。
さりげに、奏が登場した時に入江の背後に隠れる関根もかわいいです。
いつもはやんちゃで、いたずらっ子な関根が、戦線きってのビビリキャラと称される入江の背後に隠れるというギャップがワンシーンで表されています。
さすがは岸監督。うーん、芸が細かい。

音無が適当に考えたセリフを言い放った奏に対し、ユイ以外の三人が驚愕。




「一瞬にして今のバンドの弱点を見抜いた!?」
「やっぱり、ただ者じゃない!」
「音が分かるのよっ」
「そんなぁーっ、みんなは気付いていないと思ってたのにぃーっ!」



まさかの的中で、動揺するガルデモメンバー。
その隙を見計らって、手はず通りにユイからギターを奪って奏が逃げ出しますが、




ユイはその場で倒れ込んで追って来ることはなく、奏がギターだけを抱えて音無の元へと戻ります。
ユイが来なくてはこの作戦を行った意味がなく、渋々音無がガルデモの練習場所へと赴きます。
そういえば、音無がガルデモの練習場所へ行くのは三話の岩沢さんの時以来ですね。
あの時は音無も純粋だったのに……今では策士となり果ててしまいました。
そんなこんなで、ガルデモメンバーにばれないように廊下を這って空き教室をのぞき込む音無。

奏にギターを奪われた後、ユイのリズムギター無しでShine Daysを演奏している様です。
さっきとは裏腹に、リズムがよれることなく歌い上げるユイに、入江が感歎の言葉をかけます。
しかしユイはリズムギターが無ければ嫌だと言い、ひさ子はもう一人サイドギターを入れる事を提案しますが、




「じゃ、サイドギターもう一人入れようか?」
「……あたしがいいたいのはぁ……やっぱバンドはボーカルがギター背負って歌うのが一番リズム的にしびれるでしょって話じゃ、ゴルァアーーーーッ!!」
「このっ……」
「うわ、こいつひさ子さんにキレたっ!」


ついにひさ子さんにキレ始めるユイ。関根の反応からすると、やはりバンド内でのひさ子さんは有無を言わせないほどの存在感と威厳があるのでしょう。
そのひさ子さんに対して対等かそれ以上だった岩沢さんが、今になってかなりすごい事に気付きますね。






ひさ子さんに切れた勢いで、ユイが奏からギターを取り返しに教室を抜け出します。
ひさ子さんの呼ぶ声には耳を傾けず、必死になって廊下を見回します。そしてわざとらしく待ち構えていた奏を発見し、追いかけます。
ようやく音無の作戦にはまりだし、奏は中庭まで逃げてユイを引きつけます。
中庭までたどり着くと、手はず通り待ち構えていた音無が、奏にぶつかったフリをします。それにより奏はギターを手放しますが、予想以上に高く放り投げました。
音無は、校舎を超えるほどの高さまで投げられたギターを必死に追います。
「わー」なんてかわいい声でここまで放り投げる奏ちゃん。これこそがパッシブ(常に発動している)のスキルであるオーバードライブの力なのでしょう。

音無はどうにかギターをつかみ取りますが、ここで取り損なったら間違い無くギターは壊れます。
特に岩沢さんやひさ子さんが使っているストラトやジャズマスターに採用されているボルトオン(ネックとボディがネジで接合されているタイプ)の構造とは違い、ユイのギターであるSGはセットネック(ネックとボディがネジではなく接着剤のみで接合されているタイプ)なので、あの高さから落ちたらほぼ確実に壊れます。
しかもSG等のギブソン系のギターはヘッド部分の角度も、フェンダー系のギター(ストラトやジャズマスター等)と違って鋭角で折れやすいので、仮にネック部分が無事でもヘッドの裏がきれいに折れることでしょう。
実際に、レスポールやSGは立てかけてある状態から倒しただけでヘッドの裏が折れてしまうほど、衝撃に弱いのですから。
もしこのシーンがAVGであるとしたら、音無が宙に浮いたギターをキャッチする際に、上下左右などの選択肢が現れて、掴み損ねるとバッドエンドorユイにゃんフラグバッキバキなんてイベントになるんでしょうね。
そう考えると、ますますAngel Beats!はAVG向けだなぁ……なんて思ったり。



奏から取り返したという設定で、音無がユイにギターを返します。
そして奏は近くの茂みに退散。まさに計画通りと言ったところでしょうか。
ユイと二人きりになった音無は、ユイに相変わらず好き勝手やっていて楽しそうだと話をもちかけます。
しかしそれをユイは否定。音無がバンドでギター弾いて歌っている事を例に挙げると、ユイはそれすらやりたかった事の一つにしか過ぎないと、軽々と言います。
ユイにとってガルデモってあまり重要なものでは無かったようですね。あくまで、岩沢さんに憧れてやっている事で、別に岩沢さんの様に人生を形容するほどのものでは無いようです。
やりたいことはたくさんあるとユイは言い、話が長くなると思い、音無は場所を変えることをユイに持ちかけました。





食堂前に移動し、校庭で行われている部活動を眺めながら、二人でコーヒーを飲んで語ります。
ユイのやりたいことを聞き出す音無に対し、ユイは人よりやりたいことがたくさんあると言い、生前の記憶を語り始めます。





小さい頃に、後ろから車に撥ねられて寝たきりになってしまったユイ。
母親の介護なしでは生きていけず、ずっとベッドの上で動けない身体で生活をしていました。
そんなユイもテレビを見ることはできたので、音楽番組に出ているバンドを見て、自分も同じようにバンドをできたらいいと思っていました。
生きていた頃にできなかった事を、ユイはこの世界でやることができたのでした。
一人でソロ活動をしていたことも、ガルデモというバンドでギターボーカルをやったことも、全てはユイがこの世界に来たおかげで叶えられた夢でした。

しかし、その夢は一つだけではありませんでした。
ユイは、テレビ中継で見ていた野球もやりたいと言い出します。
野球といえば、四話でもやりましたね。球技大会で日向と一緒に、音無もユイも同じチームで共に戦いました。
しかしユイは、ホームランを打たなければダメだと言い、先の球技大会では満足できなかったらしいです。

そしてサッカーもやりたいと言い、あげくの果てにはプロレスまでもと……。




「だってぇーっ、憧れだったんだもの、ジャーマンスープレックス……しかも、そのままホールド勝ち!」


あまりの大技に頭を悩ませますが、音無はそれを承諾し、ユイにジャーマンをかけることを促します。
プロレス技をかけるんだったら日向でもよかったんじゃないか……? なんて思いますが、さすがにジャーマンほどの大技で、しかもやったことのない技を予告してかけるんですから、さすがの日向もやらせてはくれなかったんでしょうね。



というわけで、ジャーマン開始。
ユイが指を鳴らし、音無をがっちりと背後からホールドします。
そして力を込めると、男の音無の身体が宙に浮きます。さすがはいつも日向にプロレス技をかけているだけあって、パワーは人並み以上のようです。
渾身の力を振り絞って、音無にジャーマンスープレックスを、



しかしジャーマン失敗で、音無はコンクリートの地面に後頭部を強打します。
これじゃ投げっぱなしだよ、ユイにゃん!


「やっぱり女の子のあたしなんかには無理かな……」


とか言いつつ、思いっきり音無をぶん投げてます。
再度チャレンジ、といいたいところですが、さすがの音無も身が持たないとみて、下が芝生の場所へと移ることにします。



場所を変えて、再度チャレンジ。
まずは手をがっちりと組んで音無をホールド。そして持ち上げて……、



しかし、何度やっても投げっぱなしでジャーマンになりません。
あげくの果てには音無も呆れて、帰ると言う始末。
ユイにゃんに投げてもらっただけでも幸せ者だというのに……音無は贅沢な野郎です(笑)

パワーは申し分ないのですが、原因は他にあると考え、ユイにブリッヂをしてみろと音無が命じます。




案の定、ブリッヂなんてしたことがないユイにそれができるはずもなく、背中から倒れ込みます。
ブリッヂができないようではジャーマンなど夢のまた夢。音無が無駄に身体を張った意味はなんだったのかと考えながら、ユイにブリッヂを仕込むことになります。

そんなわけで、早速特訓開始。





不慣れなブリッヂに対して弱音を吐くユイ。
しかしこれができなければジャーマンをかけることはできません。音無の指導のもと練習に励みます。

ていうかこのユイが無償にエロい……音無さんマジうらやますぎです。
これじゃあ、あれですよ。音無や周りの通行人にユイにゃんの聖域(秘蔵の三角地帯)が見えてしまうではないですか!
ただでさえ、太ももが異様なほどにエロいのに……。

そうこうして数時間後、ようやくまともなブリッヂができるようになります。
しかし、まったくできない人が数時間でできるっていうのは、結構上達が早いほうなんでしょうか?
まぁユイはギターもこの世界に来てから始めたようですし、色々と上達が早いんでしょうね。ある意味、才能があるというか。

そして、ブリッヂを会得したユイにゃんが、今度こそと音無にジャーマンスープレックスをしかけます。
最初と同じように、がっちりとホールドして、音無を持ち上げます。
さっきはフォールに入る前に音無を放してしまったので放り投げることになってしまったのですが、今回は放しません。




「腕はお腹にしっかり回ったままだ、これは逃げようが無い! 完璧だ……完璧な……」


「ジャーマンスープレックスだぁああぁあーーーーーーーーーっ!!」



熱い! 熱すぎるよ音無さん!

その勢いのまま、華麗にフォール。音無は自らカウントを唱え、スリーカウント。
見事、ユイのホールド勝ちとなります。
ついに念願の夢を成し遂げたユイ。しゃちほこばりに固まった音無をほったらかして一人飛び上がります。
子どものように喜び、叫ぶユイ。
日の光に照らされた笑顔は、まさに冒頭で演奏された曲名の通り「Shine Days」を思わせます。





その後、再びコーヒーを買って一服をつける二人。
というか音無はコーヒー飲み過ぎです。一話にゆりっぺから進められて以来、三話の岩沢回からほとんど飲んでいます。
直井登場の時に、怒りにまかせて空のコーヒー缶をごみ箱に叩き入れたり……。
そして今回も、ユイと一緒にコーヒーを飲んで次の目標を決めます。
音無は、次はサッカーにしようと言い、一対一のPK勝負を提案しますが、ユイは五人抜きのドリブルシュートでなければ満足できないとマラドーナ気分で言います。
渋々とそれを承諾し、音無はメンバー集めにかかります。

面子を集めるために校舎内を歩いていると、この人の姿が。




「おーい、TK。松下五段知らないか?」
「今のやつ、オレのように踊れない……Don't let me cry!」
「そりゃそうだろうな……で?」
「山籠もり、In the mountain」

戦線一謎の男、TKです。マジかっこいいです。
音無は松下五段を探していたようですが、彼はTKのダンスが習得できなかったために山籠もりをしているようです。
七話からTKにダンスを習っている五段ですが、いよいよ壁にぶつかって鍛え直しているようです。柔道の次はダンスですか……ある意味、松下五段が一番戦線内で向上心のある男なのでしょうか。
しょうがないので、TKに他のメンバーを集めてもらうよう頼みます。





TKに野田、藤巻、日向の三人を集めさせて、それに音無が加わった計五人で、男子便所で密談をします。
ゆりっぺに内緒だと言って、天使から受け取ったという手紙を他の四人に見せます。
もちろん、奏がそんなことをするはずがない事はもう周知の事実ですよね。明らかに音無の策略です。
しかも、アホの野田でも読めるようにご丁寧にふりがなまで振って……。
内容は、スポーツマンシップに乗っ取り、男と名乗るとは片腹痛いほどの女々しい根性をたたき直してやるから、放課後サッカー場まで来い。というもの。
野田はくだらないと言いゆりっぺに伝えようとしますが、そこは音無がうまくフォローして、男五人でサッカー場へと向かうように仕向けます。

そして放課後、サッカー場で待っていたのは天使ではなくユイでした。





体操服姿が新鮮ですが、まさかのポニテとは……ひさ子さんもびっくりなほど似合っています。
事の状況が掴めない男連中を差し置いて、ユイがサッカーボールを蹴り始めます。
その状況を、他の四人がユイと対戦するように、あからさまに音無が説明します。


「分かった、手紙の主はあいつだ! きっと、普段から不甲斐ない俺達に苛立ちを覚えていたんだ! それでこんなマネをっ! よし、ゴールを守れ! この戦い負けらんねぇ! 俺達男が勝つ!」



四人は沈黙。ですが、




「よく分からんが……分かったぁあっ!」
「なめんじゃねぇぞ、コラァッ!」
「I kiss you!」
「日向、キーパー!」
「……おうよっ!」


うまく四人がのせられてユイのボールを奪いに向かいます。
ユイは止まらずにドリブルでゴールまで向かい、その前にまず、真っ先に向かった野田が立ちはだかります。




「ふん、下手くそなドリブルを……隙だらけだ、覚悟ーーー!!」







しかし、謎の飛来物によって野田が転げ回ります。
その横を難なくユイが抜いていき、まずは一人抜き。

その野田の後ろから、今度は藤巻がボールを奪いにいきます。




「審判! レッドカードだろ、今のっ」
「セーフ……」
「どこの誰のつもりだよ……」




元ネタが分かりません……サッカーネタはさっぱりです。
藤巻を蹴り飛ばして、二人抜き。さらにユイはゴールへと進んでいきます。
残るはTKと音無。藤巻が二人に託し、TKがユイへと襲いかかります。
そして華麗にボールを奪ったTKですが、




「Here we go...」
「あ、わりぃ!」
「てめぇ、どっちの味方だよっ!」




音無のファインプレー(?)によって、TKが吹っ飛ばされます。
無理あるだろこれぇ……音無さんマジ鬼畜。
一度奪われたボールは再びユイの元へ。
二人同時抜きにより、残るはキーパーである日向のみ。これを抜いてゴールを決めれば、五人抜き達成です。




「殺してでもゴールを奪う!」
「お前、スポーツマンシップはどこいったっ!?」
「んなこと知るかぁーーっ! 覚悟、必殺殺人ギロチンシュート!!」
「俺を殺したいのかゴールを決めたいのかどっちなのか、ツッコミ所の多いシュートが来やがったぁああーーーーっ!!」

もうノリが瀬戸の花嫁です(笑)
まさに岸監督といったところでしょうか……ユイが燦ちゃん化しているような気がします。




ボールは日向の真正面。しかし、突如ボールは左へと方向を変え、日向をかいくぐってゴールネットを揺らしました。
なんかめちゃくちゃでしたが、見事に五人抜き達成。
ユイ一人にやられた男四人衆(実際にはTKが飛ばされたので三人)は、負け犬のように去っていきました。
実際にはTKに一回ボールを取られたし、キーパーを抜いてないから五人抜きのドリブルシュートとは言えないのですが、ユイが喜んでいるのでよしする音無でした。




ちなみに、野田を襲撃したりボールの軌道を曲げた謎の飛来物の正体はと言うと……。



ハンドソニック・バージョン5をパチンコ代わりにして石を飛ばしていた奏ちゃんでした。
奏の狙撃能力はゴルゴ並ですね……。






プロレス、サッカーと目標を達成して、残すものはあと一つ。
いよいよ、メインであり麻枝氏の大好きな野球です。野球といえば先にも述べました通り、四話の球技大会以来でしたね。
球技大会でのユイの成績はほとんどが三振やエラーだった気がします。まぁヒットがあったとしても、ユイはホームランを打たなければ満足しないようなので意味が無いのですが……。



プロレスの時はジャーマンスープレックスで、サッカーは五人抜きのドリブルシュート。そして次の野球では柵越えホームランが目標です。
しかし、非力なユイに柵越えは難しく、一朝一夕でどうにかなるわけではありません。
日が暮れるまで練習して、翌日も練習しますが、一向にユイの打球がフェンスを越える事はありません。
飲み込みの早いユイですから技術面では良くなっているのでしょうが、やはり腕力はすぐにつけられるものではなく、簡単に達成できそうにはありません。
それでもめげずに頑張っているユイと音無の練習風景を見守っている男が一人いました。
その男が誰かというと、もう誰もが想像つきますね。

翌日の夕暮れ。結局ユイは柵越えをすることができずに、日が落ちてボールが見えなくなるくらいまであたりが暗くなり、ユイも疲れてこれ以上飛距離を伸ばせるとは思えず、音無が連取を切り上げてユイがグラウンドを去りました。
一人で片付けをする音無がボールを拾い集めているところで、ユイがホームベースの上に置いていった金属バットをとある男が拾い上げて、音無に声をかけました。
バッターボックスに立っていたのは……やはり日向でした。



「お前もやるか? 本気の野球」
「フルスイングか……最近してねぇや。そういうのも……いいかもな」




翌日、夕暮れ時まで練習していましたが、未だにユイはホームランを打てず、バッターボックスの上に座り込んでしまいます。
連日での疲れと、手のひらはもう豆だらけでもうまともにバットを振ることさえままなりません。
ユイはこの夢は無理だったのだと諦めます。
音無が諦めるなと諭しますが、



「ホームランが打てなくても、こんなにいっぱい身体動かせたんだから、もう十分だよ。毎日部活みたいで楽しかったなぁっ」

満足げに笑うユイ。もうユイのやりたいことは全部叶ったのだと、音無は思います。
しかし、ユイには叶えたかった夢がもう一つだけあるといい、その夢を音無に打ち明けます。
その内容は、女の究極の幸せである結婚でした。
でも、家事や洗濯もできないどころか一人で生きていくこともままならないユイは、そんな自分をもらってくれる相手なんかいないと言います。



「神様って酷いよね……あたしの幸せ、全部奪っていったんだ……」
「そんなこと……ない……」
「じゃあ先輩、あたしと結婚してくれますか?」




いつもは陽気で、そんな素振りを見せないユイも、自らに理不尽な人生を負わせた神を恨んでいました。
それはゆりや岩沢と同じように……彼女も陰惨な過去を清算できずに、背負い続けてこの世界で生きていたのでした。
そんなユイの気持ちを知って、素直に頷けるはずが無く、音無は言葉に詰まります。
ですが、ためらいの気持ちなんて微塵も感じさせない声が、音無の背後からあがります。




「俺がしてやんよ!」


そう言って現れたのは日向でした。
ユイの元へと歩み寄って、日向はユイを見据えます。



「俺が結婚してやんよ。これが、俺の本気だ」
「そんな……先輩は本当のあたしを知らないもん……」
「現実が、生きてた時のお前がどんなでも、俺が結婚してやんよ! もしお前がどんなハンデを抱えてでも……」
「ユイ歩けないよ、立てないよ……?」
「どんなハンデでもっつったろ! 歩けなくても、立てなくても……もし子どもが産めなくても……それでも、俺はお前と結婚してやんよ! ずっとずっと、そばにいてやんよ……」




「ここで出会ったお前はユイの偽物じゃない、ユイだ。どこで出会っていたとしても、俺は好きになっていたはずだ。また六十億分の一の確立で出会えたら、そん時もまたお前が動けない身体だったとしても、お前と結婚してやんよ」


でもユイは、自分は寝たきりだから出会えない事を告げますが、
日向は野球をやっているから、ある日、ユイの家の窓を打った弾で割ってしまって、取りに行ったらユイがいてそこで出会える。
話してみたら気があって、いつしか日向は毎日ユイの元へ通うようになり介護も始める。



「ねぇ、そん時はさ……あたしをいつも一人でさ、がんばって介護してくれたあたしのお母さん、楽にしてあげてね……」
「……まかせろ」
「よかった……」










ユイが消えて、日向だけは残って、西日が射すグラウンドで、音無がこれからどうするのかと日向に聞きます。
どんな理由があったにせよ、ユイによってこの世界からの脱却を免れた日向。
彼がこの世界で目指す夢は……。


「お前は、これからどうする……」
「俺も最後まで付き合うさ……まだまだ心配なやつらが残ってるからな」




音無と同じように、この世界に残ってゆり達を見守ることに決めた日向。
彼の目標は、自ずと音無と同じものになったようです。
幸せな気持ちで報われて消えていったユイを見て、日向はこの世界での果たすべき目的を見つけました。
ユイのおかげで……。













そして、まさかのCパートです。



夜の校舎に響き渡る大山の声。
それと同時に、野田が何かを斬る音が響き、野田が体制を立て直します。
しかし斬った物体は得体の知れないもので、生物なのか無生物なのか、はたまた物質であるのかどうかすら分からず、野田は斬った感触に違和感を覚えます。
それを遊佐からの報告で知るゆりですが、状況が全く掴めずに困惑します。
ただ一つ、遊佐からは「影が現れた」との説明のみ。

一体、この世界に何が起こり始めているんでしょうか。
そして、影の正体とは……。それはこの世界の真相と関係があるのでしょうか。







というわけで、ついにユイが消えてしまいましたね……。
岩沢さんといい、ガルデモのボーカルは消える運命にあるのでしょうか。
もし、仮に次のボーカルが決まったら、その人も成仏する運命にあるんでしょうね……。

でも話の筋的に報われた気持ちでこの世界を去っていくことがいいことのように描写されていますね。
何も分からなかった三話の時は逆の見方でしたのに……。
まぁ、これで序盤から退場した岩沢さんも報われたということでよしとしましょう。


というか、今回はひなユイ回でしたね。もうひなユイプッシュしすぎです。
来世でユイと日向が出会えればいいですね。

ですが、ここで一つの疑問が。
それは、ユイは本当に死んだのか? ということ。
なぜなら、彼女は死んだとは言っておらず、ただ寝たきりのまま生活していたと言っていました。
岩沢さんも頭部の損傷により、言葉も発せずに寝たきりの状態となってしまいましたが、彼女は自分の人生の終わりを覚えています。
もしユイが死んでいなかったとしたら、ただ昏睡状態のまま仮死状態で眠り続けてこの世界に来ていたのだとしたら……?
つまりこの世界から去ったら、現実世界でまた生き返るとか。

……て、それじゃまるで某うぐぅのボクっ子と同じですね(笑)
まぁここが死後の世界というのは揺るぎない事実のようなので、前述の仮説はほぼありえないのですが。


そして挿入歌。
もうこれは歌も演出も含めて、まさにKey! って感じでしたね。
挿入歌の「一番の宝物」は、まるで岩沢さんの「My Song」のユイバージョンという感じでしたね。アコースティックギターがメインというのも似ていますし。
この曲は、六月三十日発売のガルデモのアルバム「Keep The Beats!」に収録されるそうです。
早く全部通して聞いてみたものです。うーん、発売が待ち遠しい。



今回はOPがカットされたと思いきや、EDは挿入歌。そしてまさかのCパートも入っているというAngel Beats!では特殊な構成でしたね。
そのCパートですが、どうやら影なる新たな敵が出現した模様。
一応野田一人で倒せるのですからそれほど強くはないのでしょうが(もちろん野田は強いですよ。あくまで奏ほどの力をもった脅威ではないという意味です)あの影の正体は何者なんでしょうか。
確かに、奏が音無に説得されてSSSに刃向かわないと決めた今、SSS側は奏が冷酷な天使(敵)だと思い込んではいますが、明確な敵はいなくなりました。
そこで新たな敵として謎の影を登場させたのはいいんですが……後三話ですよ?
あまり風呂敷を広げすぎると返って収集がつかなくなると思うんですが、大丈夫でしょうか。
まぁ、すでに脚本はできあがっているのですから、後は期待して待つしか方法は無いのですが、ここで新たな脅威とか突発的すぎます。



ですが、夜の校舎に突如現れて謎の影が現れて襲いかかる。そしてそれと戦う事になるんでしょうね。

ボクはそういう展開、すごくきらいじゃないです(笑)
コメント
この記事へのコメント
ユイにゃんよかったなー……
いや岩沢勘違いするな断じて浮気じゃない!

あと、Goodbye DaysってのはYUIの曲名だとか……
2010/06/20(日) 15:27:09 | URL | 岩沢さんは俺の嫁 #-[ 編集]
>岩沢さんは俺の嫁 さん

>あと、Goodbye DaysってのはYUIの曲名だとか……
そうなんですか……それは知らなかったです。結構Angel Beats!の題名や曲名は元ネタがあるんですね。
アニメのタイトルやTrack ZEROのタイトル……はたまたキャラの名前まで元ネタは音楽関係らしいですからねぇ。

なにより、ユイにゃんが報われたので良かったです。
2010/06/20(日) 15:42:51 | URL | 一斗 #IfqwETBM[ 編集]
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2010/06/20(日) 16:18:16 | シュガーライト
第10話『Goodbye Days』Angel Beats! 1 【完全生産限定版】 [Blu-ray]今回は・・・極端な話、ユイを消す話?
2010/06/20(日) 16:31:18 | ニコパクブログ7号館
最後に日向が全部持っていった。
2010/06/20(日) 19:07:16 | 夜空一杯の星を集めて
ユイが消えた。 あれだけやっといてユイは消えずに他の誰かが消えるというパターンもありかな?なんて思ってたけどきれいにユイが消えた。 ...
2010/06/20(日) 22:01:01 | 蒼碧白闇
 ∧_∧      日向「結婚?してやんよ!!」  ( ・ω・)=つ≡つ  (っ ≡つ=つ  /   ) ババババ  ( / ̄∪
2010/06/21(月) 20:20:38 | 猫が唸る感想日記
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2010/06/26(土) 00:41:53 | ?Ĥ?Τ??????С?Τ
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